7/11/2007

エリオスペルマム ポルフィロウァルウェ  Eriospermum porphyrovalve 

Eriospermum porphyrovalve 
エリオスペルムム・ポルフィロウァルウェ(ラテン語読み) / スズラン科

南アフリカの夏の間に、
雨が降る地域に生える地味な球根植物です。
毛むくじゃらの種子をつけるのが(唯一の)とりえです。

小さく可憐に咲いています。
黄色い花は小さくても印象深い存在です
(花の直径は1cmほどです)

南アフリカの夏季降雨地帯、即ち主に夏の間に雨が降る比較的暖かい地帯に自生しています。
春先から葉を出し始め、晩秋には地上部を枯らして休眠します。
初夏に黄色い花を咲かせます。

日本語表記では英語的読みの「エリオスペル*マ*ム」とする方が圧倒的に通りが良いです。
その勢いで種小名も英語的読みにして「ポルフィロヴァルヴェ」と書く方が、
この仲間を知っている日本人の耳にも馴染みやすいかと思います。

元となった言葉に寄らず「正式な学名はラテン語となる」
の規則に従って真面目にラテン語読みをすれば、上に書いたとおりになります。
ちなみにラテン語の母音は日本人が小学校で習うローマ字の発音とほぼ一致します。
また"v"は英語の"w"と同じ音になります。

後ろにあるイソギンチャクのような葉っぱは、ゆりです。

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