6/30/2014

Drimiopsis purpurea

Drimiopsis atropurpurea
一般にはDrimiopsis purpureaの方が通りが良いかも知れない。

発芽して1か月目
発芽してから1枚ずつでてくるんだけど、最初は2枚つけて片方は枯れるように見える。


特徴としては、
1, 葉の数は基本的に球根当たり1枚だけ
2, 葉の裏側に微毛が数多く生える
3, 花色が紫色
で、3からこの学名になっている。

日本でDrimiopsis purpureaの名前で少し流通している品は、おそらく
葉の裏が濃い紫色なのでその名前を付けて売られていると想像して
いるんだけど、特徴が明らかに違っているし。

地味な花が開いたかどうか分からない状態で咲くので、授粉する機会
を掴まえるのが結構大変だったけど今年は成功して、ついに10粒ほど種が
採れた。
種をまいて1週間で早速芽が出始めている。7年以上栽培していて一度も分球しなかったので、安全に増やそうと思えば今のところ種を採るしかないと思う。 
特に1枚しか着かない葉の葉差しは冒険が過ぎるよね。

DrimiopsisはLedebouriaやResnovaと
共にレデボウリア三姉妹の一角を
なす属で、葉姿や花の着き方が実に良く似ている。しかしLedebouriaは
球根が皮で覆われているのに、ResnovaとDrimiopsisには皮がない、
そしてResnovaは全ての花弁の先端が開いているが、Drimiopsisは
内側の花弁が開かない性質があり、そこの辺りで区別をするらしい。


蒔いた種が全部芽をだした。種を蒔いて2週間目だ。
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