8/11/2007
ハオルチア これは おおきいんです Haworthia
ハオルチア交配種 Haworthia comptoniana x H. pygmaea / ツルボラン科
星の数ほどあるハオルチアの交配種の一つです。
適当な和名を着けられる事が多いけれど、これは和名なしでした。
ハオルチアの中では大きい方で、けっこう存在感があります。
涼しげな肌の色と直線的なデザインが気に入っています。
葉っぱが半透明なんです。アロエの切り口みたいです。
でも、これは切らなくても切り口みたいでしょ。
交配種らしく各種のストレスに強いのはうれしいのですが、
何年経っても全然増えてくれないんです。
-葉の感じは
葉の切り口はアロエみたいにみずみずしく、しぼると水が出てきます。
でもなめてみたことはありません。
-花
時々葉のすきまから太さ数ミリ、長さ数十センチの花茎を数本上げて
花を咲かせます。
花の着き方はアロエと似ていますが、花と花の間隔が広くまばらに咲き、
個々の花も小さく、白を基調にした花色でとても地味なもので、
観賞には向かないでしょう。
アロエに比べるとえらく手抜きをしている感じです。
-増殖
自家受粉では種子ができないのと交配を怠っているために、
今までに種ができたことはありません。
また種ができたとしても、これ自身が交配種であるのと、
更に他の系統との交配になる事から、
全く同じ姿の子孫は出てこないと思います。
出てきた脇芽を取って育てるのが同じ姿の株を残す最善の方法なんですが、
これの交配親は両方とも脇芽をなかなか出さない種なので、
簡単には増えてくれないと思います。
-ハオルチアの名前
属名のハオルチア Haworthia は、
イギリスの植物学者である Adrian Hardy Haworth(1768-1833)の名前から
取られたものとされています。
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コメントをありがとうございます。
お返事はちょっと後になると思います。よろしくお願いします。
Thank you for your comments.